家を建てるなら家を建てたい!とちぎの住まいづくり
建物データ
●施主様: 宇都宮市 M.Hさん ●家族構成: M.Hさん & A.Hさん(ご夫妻) ●建物面積: 43坪 ●敷地面積: 93坪 ●設計・施工: 栃木建築社 詳細・資料請求 設計コンペで建てた家です

休日を満喫するホームシアターのある住まい

黒と紺のツートンの外壁は塗り壁。デザインだけでなく素材感にもこだわった
黒と紺のツートンの外壁がシックな印象を醸し出すHさんのお住まい。片流れの屋根と直線で構成されたシャープな外観デザインがひときわ目を引きます。ともに30歳代のご夫婦は将来のライフデザインを描く中で、年齢的にもマイホーム購入の適期であることから、念願だったわが家を建てることにしました。

コンセプトは「巣ごもり」できる家

聞けば、住まいづくりのコンセプトは「巣ごもり」とか。最近「巣ごもり消費」という言葉を耳にしますが、Hさんご夫妻の言うその言葉には「わが家で過ごす時間を存分に楽しみたい」という思いが込められています。

広いリビングとこだわりのホームシアター

夫婦共働きのHさんは、平日は二人とも仕事で忙しく、帰宅が夜遅くなることも珍しくないそうです。1日の疲れを癒やす場所として、また、休日はゆったり伸び伸びと過ごす空間として重視したのがリビングでした。

「わが家の間取りはリビングを中心に描いていきました」と夫のMさん。居心地重視の空間はLDK全体でおよそ23帖と広々。隣り合うタタミルームは小上がり式で広さは約4.5帖あります。客間としてつくった部屋ですが、引き戸を開け放てばLDKと一体になり、ヨコ方向の広さが感じられます。

タタミルームの吊り押入れの下にMさんの父が造った流木アートを展示。小さなギャラリー空間として楽しんでいる。リビングに隣り合うタタミルームの引き戸を開け放つとこの開放感

リビングをより広い空間として印象づけているのが、タテ方向に広がる吹き抜けです。天井のシーリングファンとダウンライトが開放的な雰囲気で、リゾート地に建つ高級ホテルの趣です。

こだわりのホームシアターで休日を満喫!

この広々とした空間に、Mさんの希望で設置したのがホームシアターです。吹き抜けの壁の一部にプロジェクターと天井スピーカーを埋め込み、対面する壁に電動式のスクリーンを配しました。施工にあたってはオーディオ専門店に何度も足を運び、性能やデザインを含めてお気に入りの機種を選定したそうです。

Mさんが選んだホームシアター・システムの一部。木目調のスピーカーのデザインが造り付けのテレビ台とマッチしている

「ゆっくりできる休日はソファに身をゆだね、話題の映画や好きなミュージシャンのライブ映像を観るのが一番の贅沢です。細部までこだわった空間で過ごしていると仕事の疲れも吹き飛び、心身ともに癒やされますね」とご夫妻は口をそろえます。

落ち着く、遊び心のある小空間

Hさん宅には遊び心たっぷりの部屋があります。玄関を入り、正面のガラス張りの部屋は小さなカフェコーナー。リビングに接する約2帖ほどの小空間です。そこには造り付けのカウンターとイスが置かれ、おしゃれなインテリアでコーディネートされていました。

「他の家にはなかなかない、わが家だけの特別な空間がほしくて、このカフェコーナーをつくりました」と妻のAさん。ここはAさんが日々の家事から離れてゆっくりとお茶を楽しむ空間であり、Mさんにとっては喫煙ルームとしても機能します。壁には換気扇が完備されていました。

「一般には『無駄な空間』と思えるかもしれませんが、見方を変えれば『贅沢な空間』と言い換えることもできます。暮らしのちょっとした余裕として、こういう場所があってもいいと思いました」とAさんは続けます。

カフェコーナーで過ごすAさん。南向きの窓から外光が差し込み、室内はちょうどよい明るさ。心身ともにリラックスできるひととき

2階の秘密基地はお楽しみ空間

さらに、もうひとつのお楽しみ空間は2階の書斎。2階のホールには一見すると造り付けの本棚がありますが、実は本棚自体が隠し扉になっていて、本棚を横にスライドさせると約4.5帖の広さの部屋が現れます。Mさんはここを「秘密基地」と呼び、書斎として使っているそうです。

カフェコーナー、秘密基地ともに遊び心たっぷり。ご夫妻はそれぞれに、小空間だからこそ感じられる特別な居心地を楽しんでいました。

2階ホールの造り付けの本棚を横にスライドさせると「秘密基地」が現れる。北向きの部屋は昼間の外光が安定しているため書斎向き

毎日の家事がスムーズになる生活動線

日々の暮らしを愉しむのはもちろんですが、Hさん邸には快適な生活を送るための工夫があり機能性も抜群です。浴室、洗面脱衣室など暮らしのバックヤードといえる空間の隣に、室内干し専用のドライルームとウォークインクローゼットを配しました。

「洗濯物を朝干して、帰宅後に取り込むとなると夜遅くになってしまうことから、室内干しできるドライルームはぜひともほしい空間でした」とAさん。隣り合うウォークインクローゼットは普段着専用の収納スペースとして設けました。

ポイントはキッチンの奥に水まわりを集約させたこと。「洗う」「干す」「しまう」の一連の作業がスムーズに完結する生活動線を確保したことで、共働きの家事の負担も軽減されたそうです。居心地や遊び心だけでなく、機能性にも配慮した住まいが完成しました。

キッチンの奥に水まわりを配置することで効率的な生活動線を確保。洗面台のシンクや扉の取っ手、物干し用のアイアン・バーはご夫妻で買いそろえたもの
Mさんが一目惚れして取り寄せた藍染の杉板。絵画を飾るように玄関の壁に埋め込んだ。タタミルームに続く小上がりには、染めた大谷石を踏み石として置いた

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この建物を設計・施工した建築会社です
GALLERY HOUSE(栃木建築社)
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