「猫とともに快適に暮らせる家」がコンセプトの寺澤邸。夫妻と3匹の猫が暮らすための工夫を盛り込んだ大満足の住まいとなった。

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日光市 寺澤 剛さん・友美さん
●入居日/2019年3月 ●建物面積/120.07㎡(36.32坪)●土地面積/380.25㎡(115.02坪)

人と猫、お互いに快適に暮らせる家を

「結婚したら、お互いが飼っている猫たちと暮らせる家を建てよう」と、結婚前から家づくりを計画的に進めてきたほど、動物が大好きな寺澤さんご夫妻。そして昨年の秋、ご希望通りに愛猫とともに新婚生活をスタートさせました。そんな寺澤さんご夫妻の住まいづくりのテーマはもちろん「猫とともに快適に暮らせる家」。人と猫、お互いが心地よい日々を過ごすための、工夫や機能が満載の素敵な寺澤邸を紹介します。

北側に広がる田園風景をいかすため、できるだけ開口は北側に、南側は最小限に。高い勾配屋根で開放感あふれる平屋が実現した。

猫との共存を考えた心地いい空間づくり

自然豊かな日光のとある地域。大通りから細道を入ると、のどかな田園風景が広がります。ここにたたずむ平屋のお住まいが、ご夫妻と3匹の猫が暮らす寺澤邸。夫の剛さんが笑顔で出迎えてくれ、室内に入ると、LDKは勾配天井をいかした開放的な大空間。2階建てにすることも十分に可能なほど、圧倒的な天井高です。

その上部には、なんとも贅沢な、ゆったりとしたキャットウォークが。剛さんが歩いても大丈夫なように、とても頑丈に作られているので、高窓の掃除の際にも大活躍なんだそう。また、ダイニングのカウンター上にあるディスプレイ棚は、猫たちが登って遊べるように階段状にデザインされています。人と猫が自由に、ストレスなく毎日の暮らしを楽しめるようにと、大工さんが機能性と遊び心をもって提案、造作してくれたそうです。

リビングを囲うキャットウォーク。梁をいかしたデザインがうまく空間に溶け込んでいる。天窓を設けて明るさも充分。

常識にとらわれない間取りで気持ちよく

開放感いっぱいの寺澤邸には北側にたくさんの窓があります。キッチンで料理をしているとき、リビングでくつろいでいるとき、さらに2階のシアタールームでチェアに腰掛けたときなど、ふと外を望めば、景色を切り取るように、眺めのいい位置に配置されています。

従来の常識にとらわれず、自然に囲まれたロケーションをいかすことを最優先し、美しい田園風景の広がる北側にテラスと大きな開口を設けたことで、まるでリゾート地の別荘のような心地よさ。3匹の猫もご夫妻も、癒しに満ちたこの新居での暮らしに大満足のご様子です。この北側のテラスは猫が室内から自由に行き来できるので、ご夫妻が留守のときでも気ままに、しかも安全に外気にふれることができます。

猫も自由に行き来できるテラスをリビングの北側に配置。大開口からはのどかな田園風景が望める。

一方、南側はというと、室内干しスペースと洗面脱衣室、そしてバスルームを配置。動線もスムーズで、外からの視線は遮りつつ、採光や通風を確保した、共働きであるご夫妻にとっては毎日の家事を気持ちよくこなせる空間となっているそうです。

道路沿いの南側に配した洗面脱衣室とバスルーム。外からの視線が気にならない位置に窓を配し、採光を確保したことで日当たりのいい室内干しスペースに。

安全性と快適性を実現した全館空調

動物たちと暮らすには、四季の気温の変化にはとても気を使うのだとか。とくに昨今の夏の暑さや、日光という土地柄、冬の寒さも気になります。ご夫妻が留守の時でも、一年を通して室内が快適な状態が常に保てることを重視し、高気密・高断熱の全館空調の家にこだわりました。実際に、猛暑となったこの夏を体験し想像以上の快適さに「留守中の猫の様子も安心だし、全館空調って本当にすごいですね」と、妻の友美さんも笑顔をみせます。

頑丈に作られたキャットウォークは、人が乗っても大丈夫。窓の掃除も楽々でき、メンテナンス作業にも便利。

愛するペットと快適に暮らす住まい

家族と猫がほどよい関係性をもちながら、お互いにのびのびとノンストレスで過ごせる寺澤邸。最近では、さらにもう一匹。今度は、剛さんのご実家で暮らす愛犬を家族の一員に迎えるために、ドッグランにもなる庭づくりに取りかかり始めたという寺澤さんご夫妻。愛する動物たちとともに快適に暮らす住まいの完成形は、もう間もなく。のびやかな自然を背景に、人と動物が共存する気持ちのいい住まいで、これからも幸せな日々を送られることでしょう。

ダイニングにある箱型のディスプレイラックは造作。猫と人が快適に暮らす工夫が室内の各所にちりばめられている。
スキップフロアに設けた窓からは里山風景を望める。ご主人はこの風景が一番のお気に入りだそう。