今が、手持ちの服を見直す絶好のチャンス!

新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、家にこもる人が多いと思います。気持ちを切り替えるのが難しくもありますが、家にいる時間が長い今こそ、普段なかなかできない整理・収納をやってみませんか?

服の整理はまさに今、衣替えのタイミングにするのがベストです。私は衣替えが必要なほどたくさんの服を持っていないので、季節によってクローゼットにかける服を引き出しの中から少し出して入れ替えるくらい。衣替えをしなくてよいのはとても楽な反面、服を見直すタイミングがなくなってしまうデメリットもあります。

寝室にある私のクローゼット。かける服の下に引き出し式の衣装ケースを置いて畳む服を。

そこで、家にいる時間がいつもより長いこの機会に、引き出しの中の服を見直してみることに。衣類の要・不要を見分ける際の基本は「全出し」です。すべて一度出してみることで、一つひとつ手に取り、考えることになります。今回は、私自身のクローゼットを例に、整理法を紹介します。

「着る」「着ない」で選ぶのがポイント!

引き出しから全出しするタイミングで、本当に自分に必要な服かどうかをチェックします。ニット/カットソー/ボトム/もう着ない服、と山にして分けていきました。

出して→分けて→クローゼットに戻す。この作業に要したのは20分ほど。

40代に入り、今まで着ていた服に違和感を覚えるようになった私。少し前に、パーソナルカラー診断と骨格スタイル診断を受けました。自分に似合う色・形・素材と、年齢的にも似合わないものがあるとわかったおかげで、今まで以上に冷静に要/不要を判断することができました。

手放すことを決めた服。デザインや柄が40代には可愛らしすぎるもの、もう着ることのないもの、似合わないものなど。

服は食品と違って消費期限が明記されているわけでもありませんから、手放すと決めるのがなかなか難しいのですよね。ポイントは「まだ着られるか」「もう着られないか」ではなく、「着るか」「着ないか」で選ぶことです。着ない服に限りある収納場所を使うのはとてももったいないことなのです。

残すものは大切にする

残すと決めたものの中で、もう今シーズンは着ないだろうと思った厚手のものは、洗ってあったものも一緒に「おしゃれ着洗い」をしました。そして毛玉取り。

衣替えをする方は、ここまでやってしまえると、次のシーズンに気持ちよく着られますね。衣替えをしない方も、時間を見つけてこの一連のことをすると、服も長持ちしますし、何より手持ちの服を見直すいい機会になりますね。

ニット・セーター類は、平干しが望ましいですが、場所の関係でハンガー干し。毛玉取りも。

服は一定量だけ持とう

今シーズンの服も、一度出して、きれいに畳み直し、「これは必要!」という意識をもって収納することが重要です。自分のもっている服を大切にしようという気持ちが強まります。

私は引き出しにゆったりと収まるだけ、かける服も、クローゼットのハンガーポールにゆったりとかけられるだけ持つと決めているので、手放すことを決めた量だけ、新しい服を購入することにしています。「買ってから手放す」よりも、「手放してから買う」方が、よりよい買い物ができます。よくある「同じようなものを買ってしまった…」ということがなくなりますものね。

引き出しの中はゆったりと収納を。手放してから買うと一定量に保てる。

パジャマやインナー、靴下なども、ダメになる前に買っておいて、捨てるチャンスを逃してしまうという方もいらっしゃいますが、これも同じ。「もう買い替えないとダメだな」と思ってから新調するに越したことはありません。たとえば靴下2足がもうくたびれてきたから、2足新調する。とてもシンプルなことです。セールなどで安く買うよりも、必要な数だけ買うほうが、結果、節約にもなるものです。

私は次々に新しい服をたくさん買うことがおしゃれの必須条件だとは思いません。自分が好きで似合うものをよく知って、着こなしていくことのほうが大切な気がするのです。そのために、お気に入りの服だけを大切に持つようにしていきたいと思っています。

みなさんのクローゼットはお気に入りの服だけが入っていますか?おうち時間が増えている今、ぜひワクワクするクローゼットにしてみてくださいね!


片付け相談所かげいろ 石原智子

整理収納アドバイザー1級。インテリアコーディネーター。「おうちを心地よい空間に」を活動の軸として、個人宅での整理収納レクチャー、新築時の収納計画などの依頼を受けている。
◎片付け相談所かげいろのブログ:「おうちを大好きな空間にするヒント」
https://ameblo.jp/07-91/
◎栃木県の有志の整理収納アドバイザーの集まり「トチカタ」HP
http://tochikata.info/