今、考えてほしいこと

2021年になりましたが、コロナウィルスの猛威でたいへんな毎日を過ごされている方も多いと思います。とくに営業自粛を余儀なくされている方にとっては辛い状況だと思います。

誰もが想定していなかった未曾有の事態とはこういうことかと思います。人生設計をきちんと描いていても、予想外の事件や事故に巻き込まれてしまうこともあります。こういうとき、やはり必要なものは「お金」です。さまざまな局面においていざというときに助かるものはお金だと思うのです。

今回はファイナンシャルプランナーとして、こういうときだからこそ、今、考えてほしいお金の話をしたいと思います。

自分の経済状態が健康かどうか

ファイナンシャルプランナーとは「お金のお医者さん」だと私は思います。たとえば皆さんは自分が病気になって病院へ行きますよね? もし、このときに末期的な状態だったら、もう手の施しようがありません。しかし、少し体に異変がある状態であったら、健康になるための治療や生活をして、健康な状態に戻します。また健康な状態であれば、ずっとそれを維持できるように努力しますね。

じつはこの「健康な状態」を見極めるのがファイナンシャルプランナーの役目だと私は思っています。今は健康に見えるけれど、でもこのままいくと絶対に悪くなっていくとわかった場合は、改善しなくてはなりません。

多くの人は数字を見て判断をします。たとえば30万円の月収で、29万円支出したとすると残高は1万円。この1万円で今月は足りた、足りないと判断しているのです。

しかし内容はどうでしょうか? もし同じ残高の人がいても、資産運用している、貯金している、ローンを支払っている、保険に入っている……さまざまなお金の使い方があるのです。借金やローンもないけれど、貯金もなく、運用もしていない人は健康な財政状態といえるでしょうか?

人それぞれの価値観によって、お金の使い方は変わります。食生活を豊かにしたい人、趣味に時間やお金をかけたい人、子どもの教育にかけたい人。ただ、それで将来が破綻してしまっては意味がありません。その資金計画に問題ないのか、判断できるのがファイナンシャルプランナーです。

自分でお金を得る方法を考える

お金の話というと、「はしたない」と思う方もいるかと思います。しかし、若いうちに金融経済の知識は身につけておいたほうがいいと私は思います。

たとえば日本では子どもが何かほしがったときに、誕生日やクリスマスのプレゼント、またはお年玉などで手に入れようと考えるのが一般的です。が、外国ではどうやったら入手できるか、子どもに方法を考えさせます。手元に半分の資金(お小遣い)があったら、あとの残りは洗車をする、家事をするなどで稼ぐ方法を考えさせるのです。与えられる機会をただ待つのではなく、自分から一歩踏み出してお金を得る方法を考え、手に入れる努力をします。

長期間にわたる経済を考えることは自分の人生を考えることと同様です。まずは今からライフプランを立ててみることが重要です。そして資産を形成できるキャリアプランをもっているか再確認しましょう。

ライフプランから今やるべきことが見えてくる

家族構成がはっきりしている人は、結婚や出産、住宅購入、車購入など、大きなイベントに合わせて、目的や目標が定まってくると思います。その長期に渡るライフプランの中で、自分や家族の人生プランをどう設計していくか、そこにどれくらいの資金が必要になるか、考えます。そして、その資金をどのようにしてつくるのかを考えていくことになります。

資金が足りないと感じた場合は、既婚者であれば夫婦で資金を増やす方法を考えましょう。夫が副業をする、妻がパートの仕事を得るなど方法を検討します。このときにキャリアプランも考えなければなりません。将来を考えて今の状況が適切かどうかを見極めます。資産を増やすには今から資格を取得しておいたほうがいいと考える人もいるでしょう。年金が足りないと感じた場合は、今からiDeCoやNisaで資産を形成しようと思う人もいるでしょう。

将来を描くことは早いほうがいいのです。しかし、もう年齢が若くないからとあきらめてはいけません。何歳であっても、「お金がない」「老後が心配」と嘆いている人がいたら、今、自分にできることからはじめましょう。

豊かな未来は自分で築く。そのためのお手伝いをしていくのがファイナンシャルプランナーですので、ぜひ自分に合うファナンシャルプランナーを見つけてほしいと思います。


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(株)一期コンサルティング 代表

福島 正光
ファイナンシャルプランナー。お客様との十分な対話に基づいてライフプランを作成し、豊かな人生の実現に向けて全力でサポートしている。(相談は無料)
https://ichigo-consulting.co.jp