気がつけば師走も半ば。年内に大掃除を! 派の皆さまは、少しずつ手を付けられている頃でしょうか。今回のコラムは、大掃除の「ついで」にわが家でやってみたことを紹介します。何かのヒントになれば幸いです。

クロスの隙間うめはとっても簡単!

カーテンレールの埃掃除をしようとしたときのこと。天井と壁の境目の隙間が目につきました。

木造の家では、乾燥するこの時期はクロスの継ぎ目が目立ったり、ヒビが入ってしまうことがあります。わが家は、天井はクロス貼り、壁はルナファーザーという塗装用下地壁紙に塗装をしているのですが、その違いもあってか、天井と壁の境目に度々隙間ができてしまいます。定期点検のときに、工務店さんからその補修方法を習ってから、何度か補修をしましたが、今年の大掃除では久しぶりにこの「クロスの隙間うめ」を夫にやってもらいました。

ホームセンターでも売られているこのような補修材で隙間をうめ、はみ出た部分を付属のスポンジで拭きとっていきます。

写真では伝わりづらいとは思いますが、気になっていた隙間が目立たなくなりました。日ごろ、わざわざやるのは少し億劫に感じるこのような家のメンテナンスも、「大掃除のついで」と思えば少しハードルが下がりますね。

掃除の前におもちゃの「いる/いらない」

子どもたちにも、大掃除のときにはおもちゃ棚の掃除をやってもらいます。このときに一緒にやるのが、おもちゃの見直し。機会を設けて今使っているかどうかを見直さないと、おもちゃは増える一方。決まった場所にすっきりとは収まらなくなってしまうからです。棚を拭く際、一度全部のおもちゃを棚から下ろすときに、そのおもちゃを今後も使いそうかを、確認しながら分けていきます。今使っていないおもちゃは別の場所(納戸等)に移動する・人に譲る・処分するなどします。

この時期、サンタさんが来るのを楽しみにしている子どもたちには、「サンタさんにお願いしたプレゼントを置く場所を空けておかないとね!」と言うと、整理がスムーズに進むことも。棚に乗っているものを全部下ろす機会というのはなかなかないものです。大掃除はその絶好の機会。子どもたちと一緒にぜひ「大掃除のついでにおもちゃの整理」をやってみてくださいね。

見逃しがちな庭の手入れもついでに

大掃除というと、家の中がメインな気がしますが、見逃してはならないのが、家の外の大掃除。玄関ポーチのタイルの掃除をする前に、やらなきゃ! と思ったのが、伸びっぱなしだったローズマリーの手入れと、いつか使うかも、と思って家の裏側に置いてあった植木鉢の処分です。

気が付けば伸びすぎている草木を剪定する、いつもは目に入らないところで忘れていたものを処分する…これも「よし、家をきれいにしよう!」と気合を入れる大掃除のときなら、ついでにできますよね。

大掃除のご褒美に

わが家は、床のオイル掛け(キヌカという米糠が主原料のオイルを使っています)はまだこれからですが、これが終わったらおろそうと思っているのが、新しいルームシューズです。

タオルや布巾など、日々使っているモノは、へたってきても取り換えどきに悩むものですが、大掃除が終わったら、と決めておくと、念に1度は忘れず取り換えられますし、大掃除のご褒美的な感じがして嬉しいものです。

今回、私は何年も冬場に履いていたスリッパを処分して、知り合いの方にプレゼントしていただいたキットで夫が作ってくれた、本革のルームシューズを履き始めるのを楽しみに残りの大掃除を頑張ります!

大掃除は面倒だなぁと思いがちですが、念に一度、徹底的に家に向き合ってメンテナンスできる機会だと思うと、少し気持ちが前向きになりませんか? 楽しく、家のお手入れができるといいですね。

「小掃除(こそうじ)」に関するコラム、年賀状の保管に役立つ「紙モノの整理・保管」のコラムも、よかったら読んでみてくださいね。


片付け相談所かげいろ 石原智子

整理収納アドバイザー1級。インテリアコーディネーター。「おうちを心地よい空間に」を活動の軸として、個人宅での整理収納レクチャー、新築時の収納計画などの依頼を受けている。
◎片付け相談所かげいろのHP
https://kageiro.com
◎栃木県の有志の整理収納アドバイザーの集まり「トチカタ」HP
http://tochikata.info/