気候がよく過ごしやすい秋は、普段なかなか手が回らないところの整理、収納に取り組むのにぴったりな時期。窓を開け、心地よい空気の中で片付けに励んでみませんか? わが家でも先日、久しぶりに靴箱と玄関収納の整理をしました。今回はその様子をレポートします。

ついついモノが増えてしまう玄関

玄関は家の顔と言われます。みなさんのお宅はいつもすっきり、きれいに保たれているでしょうか?わが家の玄関ホールには、雑貨店で作ってもらったパタパタ扉の靴箱をインテリアのポイントとして置いています。家族みんなのお気に入りなのですが…恥ずかしながら日常的には掃除が行き届いていないのが現状です。靴箱の上のディスプレイの周りにはうっすら埃がつもり、いつの間にか、子どもたちの遊び道具も置かれています。そして…中の棚板は、砂ぼこりで白っぽくなってしまっています。

今回は、靴箱の掃除をするのと同時に、靴の整理もすることにしました。靴箱の中の掃除をするには、一度全部外に出さなければなりませんので、そのタイミングで、靴の見直しをするのはとても効率的です。

その靴、これからも履く?

改めて、「よく履く」はずの靴箱の中の靴を眺めてみると…サイズアウトした子どもの靴や、傷んだから似たものに買い替えたはずなのに処分しそびれていたサンダルなど、手放す靴が4足もありました。

靴を処分するタイミングが難しい、という声も聞きますが、基本は1足買ったら1足処分です。数で管理するのが面倒な方は、靴箱を「1人1段」のように割り当て、そこに入る分だけ持つ、という管理方法もいいですね。ただ…なんとなく手放しそびれて、気がつくと増えているもの。掃除のタイミングで「これ本当に履くかな?」を確認するとよいですね。子どものシーズン靴は、ほとんど履かないままサイズアウトということもあるので、お下がりとして譲る先を見つけておくといいと思います。

靴箱の上には「なんとなく」モノを置かない

靴を全部出し、靴箱の上のモノをすべて移動させた後、かたく絞った雑巾で靴箱の中や上を拭いていきます。掃除の楽さを優先させるならば、靴箱の上には必要最低限のモノ以外は置かないほうがよいですね。ディスプレイを楽しみたいという方はごちゃごちゃとたくさん置いてしまうとその分、掃除が大変になるので、数は絞ると◎。これも、靴の整理と同じで、棚の上のモノを全部移動させるタイミングで、「なんとなく」置かれていたものや飾られていたものを精査していくとよいです。

わが家の玄関ディスプレイも、拭き掃除のあと元の場所に戻すときに、品数を少し減らしてシンプルにまとめました。

玄関収納・物置・納戸等の整理のポイント

わが家の玄関には、靴箱とは別に、2帖分の玄関収納(土間収納)があります。使用頻度の低い靴、外遊びの道具、子どもたちの自転車、ガーデニングの道具、家のメンテナンス用品…たくさんのものがざっくりと収納されています。

このような、玄関収納や物置、納戸のような比較的大きな収納場所には、ついつい「とりあえず置いておこう」になりがちなので、時間を見つけて、モノの見直しをする必要があります。

私の場合、花や雑貨を飾るのが好きなので、ついつい増えてしまうのが空き瓶。少しかわいいと感じる瓶があると、ディスプレイ用に…と取っておいてしまうのです。今回は、玄関収納全体を整理する時間がなかったので、玄関収納内のディスプレイ品を収納している1段だけ整理することに。玄関にディスプレイすることが多いので、ここに収納してありますが、改めて見直すと実際に使っていないものがたくさんあり、処分することにしました。

玄関収納がないお宅は、物置、納戸、押し入れなどに、使用頻度の低い靴や外で使うものが収納されている場合もありますね。このような大容量の収納は、一度にすべてのいる/いらないの判断をしようと「全出し」をしてしまうと、大がかりな作業になってしまい、全部の判断をできないまま時間切れ…となってしまう場合があります。

オススメは、「1段」や「1エリア」など、場所を区切って、時間のあるときに整理していく方法。「1週間以内に終わるようにしよう」「今月末までに終わらせよう」など、自分なりに目標を決めるのがポイントです。本格的な寒さがやってくる前に、ぜひ玄関にあるモノの見直し、やってみてくださいね!


片付け相談所かげいろ 石原智子

整理収納アドバイザー1級。インテリアコーディネーター。「おうちを心地よい空間に」を活動の軸として、個人宅での整理収納レクチャー、新築時の収納計画などの依頼を受けている。
◎片付け相談所かげいろのHP
https://kageiro.com
◎栃木県の有志の整理収納アドバイザーの集まり「トチカタ」HP
http://tochikata.info/